【元証券マンのつぶやき】売れている商品が必ずしもいい商品とは限らない
株価と金利は関係ある?変動金利で住宅ローンを借りたけど、金利が上昇したらどうすればいい?
●SUUMO(スーモ)住宅・不動産サイト
連載【ヒッシーのマネー騎士(マネーナイト)】
2021年4月7日掲載
コロナ禍で経済は低迷しているはずなのに、株価は上昇しています。株価が上がるのは、今後の景気がよくなる、ということなのでしょうか?景気がよくなれば、住宅ローンなどの金利もアップするのでしょうか。今回は、今なぜ株価が上がっているのか、住宅ローンの金利にはどう影響するのかを解説します。記事の目次
1. 株価は、将来の経済情勢を織り込みながら上下する
2. 世界的な株価上昇は、世界的なお金余りが原因?
3. 株価が上がると住宅ローンの金利も上がる?
4. 将来借り換えを考えるなら金利動向に注意
株価は、将来の経済情勢を織り込みながら上下する
よく「株価には先見性がある」と言われます。
だいたい半年先から1年先くらいの経済情勢を織り込みながら株価は動いています。
株式市場にはさまざまな投資家(金融機関などの機関投資家、個人投資家、外国の機関投資家や個人投資家など)が、値上がり益や配当、株主優待などさまざまなメリットを目的に参加しています。
そのなかでも、とくに株価の高値や安値のタイミングを予測して売買しようとしている投資家は「株価が上がる前に買いたい」、そして「株価が下がる前に売りたい」と思っている傾向が強いからです。
株価が上がる前に買うためには、景気がよくなってからでは遅いのです。景気がよくなる前、これから景気がよくなりそうだという時点で買っていく必要があります。
同様に、株価が下がる前に売るためには・・・
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